マーケティングと一言で言ってしまえば簡単ですが、
その実、何をして良いのか行動に移せない企業が多く存在します。
単純に考えれば、
「売り込まなくても売れる方法を編み出す」
「とりあえず、工夫して、モノ・サービスが売れるようにする」
などとなりますが、ここではその方法が多岐にわたり、
業種、業態、時間・場所などにより組み合わせが幾通りもあるためとっつきにくくなります。
ここでは具体的にどんなことがあるのか大局的に見ていきます。
まずはモノ・サービスで売上を上げ利益をもたらす方法は大きく2つになります。
- 商品・サービスの工夫
- 販売の工夫
「商品・サービスの工夫」で売上を上げ利益をもたらすには下記が考えられます。
- 高利益商品・サービスの工夫
- 新製品開発
- 赤字製品の廃止を検討する
「販売の工夫」で売上を上げ利益をもたらすには下記が考えられます。
- 客単価の向上
- 客数の増加
「客単価の向上」では下記要素が考えられます。
- 高価な商品の販売(アップセル)
- 関連商品の販売(クロスセル)
- 現製品の使用量の増加
アップセルでは、より品質が良い・多機能・豪華・ブランド価値などにより高価な商品の造成と販売に繋げます。
クロスセルでは、セット買いを誘発します。例えば、Amazonで本を買おうと思うと同種の上下巻などがプラスして買える仕組みになっていますし、冬場のスーパーでは白菜の横に鍋のスープが売られていたりします。紳士服売り場ではスーツを買うと、半額でズボンが追加で買えたりします。
現製品の使用量の増加では、例えばお酢を様々な料理に使ってもらえるようにレシピを工夫し宣伝したりしています。
「客数の増加」では下記要素が考えられます。
- 既存顧客引留め
- 新規顧客開拓
一般に新規顧客開拓は既存顧客の引留めより5倍の費用が掛かるといわれています。
「既存顧客引留め」では、CRM(カスタマーリレーションシップマーケティング)が利用されます。
購入頻度を増加させる・一度の購買点数を増加させる・紹介制度を利用し更なる顧客を取り込むなども考えられます。
「新規顧客開拓」は既存エリア・既存顧客層の更なる取り組み以外に、商圏の拡大や顧客層の拡大も考えられます。
表にすると下記になります。
ここまでだけならまだわかりやすいのですが、
本題はここからで、それぞれを具体的にどうやって売上をあげ利益を出すのかは戦略や戦術の範囲にないっていきます。
例えば、開発の際のブランド戦略、価格戦略、ラインの幅、アイテムの深さなどの商品戦略、
又は、スペースマネジメント、品揃え、POPの工夫などお店でできること、
ネットでの効果的なSEO対策やSNS利用など多岐にわたります。
顧客がどこに存在するか、競合は、代替品は無いかなどの調査なども必要になります。
これらを顧客企業に合わせて共に作り上げていくのが弊社のマーケティングです。
まずはお気軽にお問い合わせください。